皆様のお悩みから誕生

開発ストーリー

  • 1

    「おしりの幸せ」誕生のきっかけ

    開発のきっかけは、料亭の女将さんから相談を受けたことです。

    今から十数年前のこと。私のエステのお客様に、料亭の女将さんをされている方がいらっしゃいました。

    『仕事柄正座で、おしりに肉がないから、おしりにカカトが当たって痛いの。何とかならないかな?』と相談を受けました。

    『そういうお悩みがある』ということを知らなかった私は、きちんとしたお答えができず、『おしりの痛いところに、バンソウコウを貼ってみてはどうでしょう?』という返事しかできませんでした。

    後日、別のお客様から『外食時、固い椅子だと痛いので食事が楽しめない』や『公園のベンチに座ると、痛くてつらい』というお話しを伺いました。

    あら?また【座るとおしりが痛いというお悩み】が。これは案外少なくないお悩みかも?

    おしりを守る良い商品があればご紹介したいと思い、商品を探しましたが、良い物が見つかりませんでした。

    それなら自分で作ってみよう。そう思ったのが開発のきっかけでした。

    また、以前、看護師さんをされているエステのお客様から『患者さんで40kgきった方は、寝ていても、おしりや背骨が痛いっていう方が多い感じがします』と教えて頂いたことや、入院患者さんから「入院のベッドでおしりが痛いです」「病院の売店で売ってください」と言われたことがあり、このことも商品を世の中に出したいという原動力になりました。

  • 2

    開発するにあたって重要視したポイント

    おしりには坐骨という骨があるのですが、ほとんどのお客様は座った時この坐骨がすごく痛いとおっしゃっていました。

    私が実際に試してみたものの中で、坐骨を保護するようにパッドが入っているショーツ型の製品もありましたが、そのパッドが非常に小さい。ですので、体勢や体型によってはパッドがうまく坐骨に当たらなかったりするわけです。また、パッド自体が硬く坐骨の痛みが減りにくいと思いました。

    ですから、どのような方が使用しても、パッドがきちんと坐骨に当たること。弾力性が優れ痛みを軽減できること、この二つが非常に重要だなと感じました。

  • 3

    試行錯誤の10年

    商品化まで約10年かかりましたが、まず、スパッツの中に入れるパッドの素材選びから始めました。

    最初に実験してみて良かったのが不織布です。通気性に優れていて、洗濯後の状態も良いですし、歩きやすさも確保できる。

    これで決まりだと思い、第二弾の試作をパッドメーカーに依頼しました。ところが、試作品を見てみたら初回試作品と比べて弾力が少なかったんです。

    同じ型番の不織布でオーダーをしましたが、触ってみると明らかに弾力が違う。不織布メーカーさんに確認したところ、不織布は弾力を発揮する素材ではないので弾力の差が出ても問題にはならないという回答でした。そこで素材選びが間違っていたことに気付きました。

    そして出会ったのが、現在の「おしりの幸せ」にも採用しているポリウレタン素材です。一口にポリウレタンと言っても膨大な種類があります。30〜40種類ほど取り寄せて、一個一個試作品を作り、通気性、弾力、重さを確認する作業を繰り返し、やっと「おしりの幸せ」に適している素材を見つけました。

    そしてポリウレタンをどんな形にするのかを考えなくてはなりませんでした。作り方が無限にあるなかで、良いかもと思うものを作っては履き、作っては履きをずっと繰り返しました。

  • 4

    一番大変だったこと

    一番時間が掛かったのは、【硬い椅子に座ってもおしりはフンワリと気持ち良い】そして【自然なおしりの形に近づける】この二つを兼ね備えるパッドを作ることでした。

    座った時のおしりの気持ち良さだけを考えるとパッドは厚くなり、不自然に大きいおしりになってしまいます。逆に、おしりの形を大きくしないようにすると、パッドは薄くなり、硬い椅子に座った時のおしりの痛みが軽減できません。

    「ちょうど良い感じ」を探すのに苦心しました。

    100個ほど作成した試作品を10個まで絞り込み、最終的には、お客様方に選んで頂き販売用のパッドを決めました。何せ、世の中には私が目指す商品の参考となるものがなかったため、とにかく試作を繰り返しました。だからこそ10年もの時間がかかってしまったのかもしれません。

推薦のことば

おしりの筋肉や皮下脂肪が減ってくると、硬い椅子に腰掛けた時おしりが痛くなることがあります。

これはおしりの骨と硬い椅子に挟まれた皮膚が悲鳴を上げているのです。

この痛みを放置すると床ずれが出来ることがあります。

「おしりの幸せ」を使うことで痛みを減らし、ひいては床ずれ予防ができると思います。

芝浦スリーワンクリニック院長望月吉彦先生

エビデンス

「おしりの幸せ」でおしりの痛み軽減

「おしりの幸せ」不使用

体圧が坐骨周辺に集中

「おしりの幸せ」使用

体圧が分散

※赤い部分は体圧が高く、青い部分は体圧が低い

※木製等硬い椅子に座った時の臀部の体圧分散

※モニターによる参考データです。すべての方に当てはまるとは限りません

理学療法士さんが解説

「おしりの幸せ」シニアが履くと活動的になれる4つの理由

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「おしりの幸せ」【仙骨の床ずれ防止】になる理由

皆様のお声でさらに良い商品に

開発者の声

「おしりの幸せ」開発者の川畑です。

ご不明点はお気軽にお問い合わせください!

ご意見もどうかお願い致します。

皆様のお声でさらに良い商品にしたいと思っております。

特許第7311712号

特許第7311712号

試行錯誤の約10年。一人で「おしりの幸せ」を開発するまでの物語

PRTIMES様に誕生秘話が掲載されています。